Q&A「2×4(ツーバイフォー)住宅が地震に強いって本当ですか?」|大阪府堺市・兵庫・京都・奈良の注文住宅、リフォーム 吉村一建設
2017年12月26日
BLOG > 家づくりのこだわり
こんにちは、吉村一建設の関谷です。
今回は、吉村一建設に多く寄せられるご質問をご紹介したいと思います。
Q. 「2×4(ツーバイフォー)住宅が地震に強いって本当ですか?」
A. はい、その通りです。1995年1月17日に兵庫県南部を襲った阪神・淡路大震災をはじめ、震度7の大きな揺れが2度も発生した熊本地震などにおいても、2×4工法の家は全壊・半壊することなく、「被害なし」または「多少の被害」の住宅がほとんどでした。
2×4住宅は、「柱」や「梁」などを“点”で結合するのではなく、枠組材と構造用面材を一体化したパネルで「床」「壁」「天井」の6つの“面”を構成して建物を支えます。
※強固な「面」で構成されるモノコック構造②/出典:(社)日本ツーバイフォー建築協会
6面体ができあがると、家全体が極めて強固な一体構造となります。
地震や台風などの力を建物全体でバランスよく受け止め、荷重を一点に集中させることなく分散するため、優れた耐震性を発揮できるというわけです。
さらに吉村一建設の2×4住宅では、耐震性、制震性、復元力に優れた「X-WALL」を採用しています。
X—WALLは国土交通大臣が認定する耐力壁で、初期変形を起こしにくく、変形しても損傷せずに元に戻ろうとする性質があります。揺れを吸収してブレーキをかける「制震性」が高いのも特徴です。
日本は、世界有数の地震大国です。
より安心してながく暮らせる住まいにとって、耐震性はもっとも重要な基本性能といえますね。