土地のプロに聞く宅地と分譲地のメリット&デメリット|大阪府堺市・兵庫・京都・奈良の注文住宅、リフォーム 吉村一建設
2023年06月22日
BLOG > 住まいのノウハウ
皆さま、こんにちは。 吉村一建設 不動産部の広沢です。
土地情報で何気なく目にする、「宅地」「分譲地」という地目。
どのような違いがあるかご存じですか。
それぞれ土地の状態が異なり、しっかりチェックしておかないと、後から追加の費用が発生する場合や、思わぬ制約がある場合も。
土地のプロの立場から、「宅地」「分譲地」の違いと、注意点をご案内します!
【宅地とは?】
「建物の敷地及びその維持もしくは効用を果たすために必要な土地」と定義される、広い意味で、家を建てられる土地のこと。未整地の土地も含まれます。
●利点
・施工業者を自由に選べます。
●注意点
・整地や樹木の伐採・抜根工事などがされていない場合があります。追加工事が必要な場合は費用が発生します。
・敷地内に電気・ガス・水道などの引き込みがされていない場合があります。引き込み工事が必要な場合は費用が発生します。
・隣家との境界があいまいな場合があります。事前にどこまで家を建てられるか、どちらが塀を作るかなど話し合っておきましょう。
・傾斜地や段差地の場合、斜面の崩壊を防ぐ擁壁が購入者負担となる場合があります。事前にどちらの負担か、しっかり確認しておきましょう。
・地盤改良費が必要となった場合は、購入者負担となります。
【分譲地とは?】
宅地を買い上げた会社が区画割りして販売する、開発・造成済みの土地のことです。吉村一建設のホームページで紹介している土地はすべて分譲地です。
●利点
・整地や樹木の伐採・抜根工事・盛土などがすでに完了しています。
・敷地内に電気・ガス・水道などのインフラが引き込み済みです。
・区角割りがされており、隣家との境界がはっきりしています。
・傾斜地や段差地などで擁壁が必要な場合は、工事済みの状態で販売されています。
●注意点
・建築条件付きの分譲地は、施工会社が指定されているので、依頼したい設計事務所や工務店がある場合は不向きです。
ただし、建物も関連会社がトータルで請け負うことを前提に、価格が相場より低く抑えられている場合が多いというメリットも。仲介手数料も省けます。
・地盤改良工事が必要となった際、購入者負担になる場合と売主負担になる場合があります。吉村一建設の分譲地は、土地価格に地盤改良工事の費用も含まれています。
それぞれの違いに注意して、失敗しない土地探しを!
吉村一建設では、土地探しからトータルで家づくりをお手伝いしていますので、お気軽にご相談ください。
またHPにて吉村一建設の分譲地 (https://www.yoshimuraichi.com/bukken.html)をご紹介しています。
※ホームページに掲載していない小規模分譲地、公開前の情報もご案内可能です。詳細はお問い合わせください。