注文住宅で耐震性の高い家を選ぶ理由
2025年01月27日
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こんにちは!
吉村一建設です。
注文住宅で耐震性を重視することは、家とそこに住む家族を守るために非常に重要です。
この記事では、耐震性の高い家にする具体的な理由を説明します。
地震による被害を軽減できる
日本の建物には地震に耐えうる基準が設けられています。
特に1981年以降に建てられた建物は「新耐震基準」に準拠しており、震度6強から7の地震でも倒壊しない構造です。
耐震性を高めることで、大きな地震への備えを強化できます。
他の災害にも強くなる
耐震性が高い家は、台風や豪雨などの災害にも強い構造となります。
地震対策の技術が他の災害に対しても有効に機能するため、強風や洪水などのリスクを最小限に抑えられます。
地震保険料が割引される
住宅ローンを組む際、地震保険への加入が推奨されます。
耐震等級が高い住宅は地震保険料が割引され、耐震等級1で10%、耐震等級2で30%、耐震等級3で50%の割引が適用されます。
補助金や減税の対象となる
耐震性の高い家には、補助金や減税といった優遇措置があります。
特に耐震等級2以上の住宅は「長期優良住宅」として、補助金や住宅ローン減税の対象となります。
注文住宅で耐震性の高い家を建てる際に確認すべきポイント
耐震等級
耐震等級は建物の耐震性を示す基準で、等級1から3までの段階に分かれています。
等級が高いほど地震への耐性も高くなります。
構造の種類
地震対策としては、免震、制震、耐震の3種類があります。
免震:建物と地面の間に装置を設置し、揺れを伝えにくくする構造です。
制震:建物内部に揺れを吸収する装置を設置することで、揺れを抑える構造です。
耐震:建物の強度自体を高め、地震の揺れに耐えられるようにする構造です。
住宅の構造と工法
木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート構造の3種類があり、工法によって耐震性も異なります。
木造には木造軸組工法と2×4(ツーバイフォー)工法があり、後者は耐震性が高いとされています。
また、鉄骨造や鉄筋コンクリート構造も耐震性に優れていますが、コストが高くなることが一般的です。
まとめ
注文住宅で耐震性の高い家を建てるには、耐震等級や地盤の改良など、さまざまなポイントに注意が必要です。
ただし、耐震性能を高めるほど予算が上がる可能性もあります。
耐震構造や技術についてご不明な点がございましたら、お気軽に吉村一建設にご相談ください。
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